BCG御立氏:「勉強」はもう十分、そろそろ結果を出していこう

Mar

12

”そろそろ結果を出していこう”

本の帯のコピーで、心をグサリとやられたのは、久しぶりでした。

使う力

本屋の横を歩いていた時に、この言葉がぱっと目に入り、2、3歩戻って、思わず買いました。ちょうどQLifeの事業構想段階が終わり、実業として業務スタートした頃。

でもその後が長かったー。
読み終わるまで1ヶ月かかりました。途中で他の本にも浮気して(「マクドナルド」の本とか。こっちは2倍厚いのにスイスイと2日で読破できました)

著者の御立氏は、ボストンコンサルティンググループ(BCG)の日本代表。僕は学生時代、BCGのサマージョブをしたことがあります。応募の面接試験で「日本全国の焼き芋屋台の数はいくつ?」と聞かれて面くらい、頭がパニくったことを覚えています。サマージョブ後もなぜかBCG社員の方とはお付き合いが多く、ことあるごとに、勉強をさせてもらっています。

読むのに時間がかかったのは、途中で何度も考えさせられるワードが出てくるからです。

いちいち、思い当たる節があって、ページをめくるたびにわが身を指摘されている気分になります。それだけ「使う力」が足りない、知識をつけるアタマはあっても「結果を出すアタマ」になっていない、という現れでしょう。

  • 会議は付加価値を生み出すために行うのであって、参加者にはそれが義務として課せられている
  • 自分の頭のなかに、ミクロとマクロの、二つのCPUを持て
  • 緊急なことが重要なことを駆逐する
  • コミュニケーションの落とし穴=ミクロの議論で勝つ必要はない
  • 意見の結晶化=エレベータトークを目指せ(上司と偶然エレベータを乗り合わせた際に、降りるまでの間に意見を説明し切れる能力)

勉強熱心で、向上心・発想力・専門能力もある程度はあるけど、なぜか思うような結果がついてこない、という方には役立つ本だと思います。

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